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視覚文化ワークショップ 視覚文化ワークショップ

第2回 視覚文化公開ワークショップ

「現代美術と画廊の役割」
報告者:天野和夫(天野画廊代表)

緊急事態宣言が延長されましたが、
6月6日の第2回視覚文化公開ワークショップは、
コロナ対策をいっそう徹底して、予定通り開催します。

【趣旨】

画廊は展覧会を通して作品の売買をするだけの場所ではない。特に現代美術の分野においては、表に出ないプロデューサーでもあり、コンダクターでもある。画廊はいかにして作家を見つけるか、また作家はいかにして画廊とかかわりを持つか。現代美術家・井上廣子と、この道50年の画廊主が、画廊の役割について語る。。

【詳細】

日時:2021年6月6日(日曜)午後2時から4時30分頃まで
会場:同志社大学今出川校地寧静館5階会議室
申込期限:6月3日(木曜)
参加定員:会場参加の定員は、密を避けるため、15名とさせていただきます。
 ※定員を超過次第、ZOOMでのご参加をお願いすることになります。
連絡方法:お申し込みを受付けた後、事務局から事前にご案内を差し上げます。

【申し込み】

参加ご希望の方は、下記「参加申し込みフォーム」よりご応募下さい。
なお、お申込みに際して、参加方法(会場参加/ZOOM参加)を選択して下さい。

参加申し込みフォーム


天野和夫


【略歴】

天野画廊代表。1947年兵庫県生まれ。1971年同志社大学文学部文化学科(哲学・倫理学専攻)卒。1979年天野画廊設立、代表就任、現在に至る。イギリスの現代美術を積極的に日本に紹介する一方、韓国の現代美術も同時に紹介。日本語・英語・韓国語対応。京阪神の現代美術画廊で組織する現代美術画廊の会代表、年1回合同展「ギャラリズム」開催。NPO大阪美術市民会議理事。2015年福岡で「アートフェアーアジア福岡」の立ち上げに参画。

【リンク】




井上廣子


【略歴】

大阪府生まれ、宗良県在住。写真家・ヴィデオ作家・彫刻家。1999年よりドイツにスタジオを持ち、デュッセルドルフ、ドルトムント、ベルリン、ウィーンでも活動。なお、『美術フォーラム21』第25号に、小勝禮子「現代作家紹介 井上廣子―《森》に向かって」が掲載されています。

1998:大阪トリエンナーレ彫刻98 ※デュッセルドルフ市特別賞受賞
1999:ドイツで制作
2002:Live-Art Scholarship 2001・優秀賞受賞
2004:文化庁 文化交流使に任命される
2007:外務省 日・オーストリア21世紀委員会委員 クレムソン州立大学招待教授、サウスカロライナ/アメリカ


【リンク】

【作品】



井上廣子《Inside Out》No.1, 2005, Wien
日本からドイツ、オーストリア、北米など、世界を飛び回って活動する井上廣子にとって、1974-75年、文化人類学のフィールドワークで滞在した沖縄での経験が、その後のアーティストとしての活動の精神的な根幹となったという。1990年代に初めファイバーワークの作家として出発するが、1995年の阪神・淡路大震災の経験を契機として、隔離された人間の心の痛みや、人と人を隔てる境界をテーマにした作品を制作。隔離施設(精神科病院、刑務所、収容所跡など)の窓をモティーフとした写真作品や、目を閉じて直立した世界名地の高校生の写真インスタレーシヨン《Inside-Out》〔2005年、ウィーン〕で高い評価を得た。



井上廣子《Mori》No.1, 2011, Dortmund
《Mori:森》は、2011年、東日本大震災以後に制作された近作で、同年9月にまずドルトムントの個展で発表され、その後、2012年4月に被災地で撮影された風景を加えて、新たに構成されたインスタレーションである。それらはドイツと日本の森の写真だが、暗い森の記憶が漂白されたような輝きを放つ。ドイツの森には、ルール工業地帯の廃坑になった炭鉱付近の人工林の風景や、第二次大戦の激戦地となったラィヒスヴァルトの森が選ばれた。井上が撮る森は、それぞれ固有の物語を持つ。日本では、国造り神話に遡る太古の地、奈良の森がまず撮影された。新たに撮られた東北の被災地の風景は、ドイツと日本の森と並んで、未来への希望を語ることか出来るだろうか。

小勝禮子 井上廣子・作品解説『アジアをつなぐ一境界を生きる女たち1984-2012』展図録(福岡アジア美術館ほか、2012年)より一部抜枠

【連絡先】

きょうと視覚文化振興財団事務局

〒611-0033 宇治市大久保町上ノ山51-35
TEL / FAX  0774-45-5511
Mail / info@kyoto-shikakubunka.com