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視覚文化ワークショップ 視覚文化ワークショップ

2022年度 第4回 視覚文化公開ワークショップ

「日常美学の可能性と限界」
杉山卓史

【概要】

今年度のこれまでのワークショップのキーワードを一つ挙げるなら、「日常」だったのではないでしょうか。たとえば、佐藤研究員が「オルタナティヴ」を主題とした第2回では、この「オルタナティヴ」カルチャーを支えたDIY的な「日常の」メディア(ガリ版+木版画〜DTP)が、「彫刻刀が刻む戦後日本──2つの民衆版画運動」展(町田市立国際版画美術館)を参照しつつ紹介され、はが研究員が「資料」のあり方を問うた第3回では、作品/展示に至る前の、いわば「舞台裏」としてのアーティストの「日常」の活動が紹介され、それぞれ活発な議論が展開されました。この流れを受けて、この第4回では今世紀になって美学の一大潮流をなすに至った「日常美学(everyday aesthetics)」(「日常生活の美学(aesthetics of everyday life)」とも)を取り上げ、その多様なアプローチを類型化してその背景を探ります。しかし、日常美学は「新しい」アプローチなのか、美学が注目する以前から「日常」はさまざまな仕方で考察されてきたのではないか。このような反省に基づき、「日常」をどのように考察するか、そもそも「日常」を考察するとはどういうことか、参加者のみなさんとともに考えたいと思います。

【詳細】

日時:2022年12月18日(日曜)午後2時から4時30分頃まで
会場:同志社大学今出川校地良心館 RY208教室
参加定員:会場参加の定員は、密を避けるため、15名とさせていただきます。
 ※定員を超過次第、ZOOMでのご参加をお願いすることになります。
連絡方法:お申し込みを受付けた後、事務局から事前にご案内を差し上げます。

【申し込み】

参加ご希望の方は、下記「参加申し込みフォーム」よりご応募下さい。
なお、お申込みに際して、参加方法(会場参加/ZOOM参加)を選択して下さい。

参加申し込みフォーム




杉山卓史


【略歴】

京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻思想文化学講座准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、筑波大学芸術系助教を経て現職。「美学(aesthetics)」という学問の、その語源「感性(aisthesis)」に基づく「感性の学」としての可能性を、過去と現在の両面から追求しています。「過去」の面では、この学問が誕生した18世紀ヨーロッパ(特にドイツ語圏)の「感性」をめぐる言説を、マイナーな思想家にも目を配りながら拾い上げ、豊饒な学説史を描き出すよう努めています。「現代」の面では、日常的なもの(貨幣、スポーツetc.)における感性のはたらきに注目しています。共著にComputational Aesthetics (Springer 2019)。主な論文に「「われ感ず、ゆえにわれ在り」のヘルダーにおける成立」『美学』第246号、2015年。




【連絡先】

きょうと視覚文化振興財団事務局

〒611-0033 宇治市大久保町上ノ山51-35
Tel / Fax:0774-45-5511
Mail:info@kyoto-shikakubunka.com