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杉山卓史


【略歴】

京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻思想文化学講座准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、筑波大学芸術系助教を経て現職。「美学(aesthetics)」という学問の、その語源「感性(aisthesis)」に基づく「感性の学」としての可能性を、過去と現在の両面から追求しています。「過去」の面では、この学問が誕生した18世紀ヨーロッパ(特にドイツ語圏)の「感性」をめぐる言説を、マイナーな思想家にも目を配りながら拾い上げ、豊饒な学説史を描き出すよう努めています。「現代」の面では、日常的なもの(貨幣、スポーツetc.)における感性のはたらきに注目しています。共著にComputational Aesthetics (Springer 2019)。主な論文に「「われ感ず、ゆえにわれ在り」のヘルダーにおける成立」『美学』第246号、2015年。