近世京都と近代東京の画人たち
《伊藤若冲と河鍋暁翠を中心に》
澤田瞳子
緊急事態宣言が延長されましたが、9月18日(土)の第1回視覚文化連続講座「近世京都と近代東京の画人たち」(講師:澤田瞳子氏)は、コロナ対策をいっそう徹底して、予定通り開講します。
【 内 容 】
伊藤若冲という男(近世京都における位置づけ)
河鍋暁翠という女(明治以降の画壇と狩野派)
現代人から見た近世・近代画壇
絵画から考える近世・近代
【 澤田瞳子 略歴 】
1977年、京都市生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院文学研究科博士課程前期修了。奈良仏教史、正倉院文書の研究を経て、2010年、奈良時代の大学寮を舞台とした長編『孤鷹の天』にて小説家デビュー。同作にて中山義秀文学賞を最年少受賞。『満つる月の如し』で新田次郎文学賞、『若冲』で親鸞賞、『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞を受賞。
河鍋暁斎の娘・暁翠をモチーフとする小説『星落ちて、なお』(文藝春秋、2021年5月刊)で第165回直木賞を受賞。