京の中の大坂・大阪の中の京都
《江戸時代から近代に至る画家たちの交流》
中谷伸生
【 内 容 】
18世紀における京の中の大坂の美術
19世紀における大坂の中の京の美術
近代の京都と大阪の画家たちの交流
欧米から見た京都と大阪
京(京都)と大坂(大阪)の文化をいかに考えるか。
【 中谷伸生 略歴 】
1949年高知県に生まれ大阪で育つ。三重県立美術館学芸員・学芸課長時代に『萬鉄五郎展』や『ドガ展』を担当。関西大学文学部教授を2020年に退職し、現在は関西大学名誉教授。専門は、日本近世近代の美術史学、比較美術史論、文化交渉学。とりわけ木村蒹葭堂周辺の大坂画壇の研究が中心。