展覧会支援
きょうと視覚文化振興財団は、展覧会を開催する経費の一部を支援します。支援を希望される方は、下記の「概要」を熟読の上、「応募要領」に従って、「応募書類」をお送りいただくようお願いします。
概要
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1)
- 弊財団は、美術館・博物館の学芸員やギャラリスト、メディエーター等が2026年度に開催を予定するコレクション等を中心とする展覧会を公募し、選考の上、支援額を決定する。なお、従来行ってきた新進アーティストが企画するギャラリー等での展覧会に対する支援については、そのあり方を再検討するため、当面、中止する。
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2)
- 選考の対象となる展覧会は平面、立体、映像、マンガなど、視覚文化のすべての領域にわたるものとする。
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3)
- 募集は、6月に行うこととし、募集期間は2ヶ月とする。
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4)
- 選考は、弊財団が選任する学識経験者5名によって構成された「展覧会支援選考委員会」が行うものとする。なお、当該年度の選考委員については、下記の「補足」を参照のこと。
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5)
- 応募条件、選考基準、支援件数、支援額、支給時期は、次の通りとする。
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(1)
- 応募条件
国公私立の別なく、各地の美術館・博物館及びそれらに相当する施設の研究員や学芸員、ギャラリスト、メディエーター等が、2026年度に開催を予定するコレクション等を中心とする展覧会。
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(2)
- 選考基準
- ①
- 視覚文化に関して新しい知見を提供するもの
- ②
- 視覚文化の魅力に気付かせる創意工夫のある展示を行うもの
- ③
- その他、本財団の設立趣旨に適うもの
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(3)
- 支援件数
2件から3件
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(4)
- 支援額
開催経費の一部として、展覧会の規模と内容に応じて、1件につき30万円~100万円、合計100万円を支援する。
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(5)
- 支給対象
展覧会開催およびその準備にかかる経費の一部を支給する。
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(6)
- 支給時期
原則として展覧会開催前の適当な時期に支給する。
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6)
- 選考の期間は、公募〆切り後、1ヶ月とする。
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7)
- 選考結果は、速やかに、応募者に連絡するとともに、財団ホームページで、広く一般に公表する。
応募要領
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1)
- 応募しようとする研究員/学芸員/ギャラリスト/メディエーターは、「応募書類」として、A4版用紙に次の事項を記入して提出すること。
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①応募者(責任者)氏名
②応募者(責任者)住所
③連絡先(メールアドレス・電話)
④展覧会名(予定)
⑤会期(予定)
⑥会場(予定)
⑦経費(予定)
⑧展覧会のテーマあるいはコンセプト[視覚文化に関する新しい知見など(200字程度)]
⑨展示予定の作品の特徴[作家/主題/技法など(200字程度)]
⑩展示の工夫(200字程度)
⑪その他、特に伝えたいこと
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2)
- 「応募書類」は、次のどちらかの方法によって、事務局に提出すること。
- (1)
- 財団のメールアドレスに提出する。
info@kyoto-shikakubunka.com
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(2)
- 財団の住所に郵送する。
〒607-8154 京都市山科区東野門口町13-1-329
公益財団法人 きょうと視覚文化振興財団
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3)
- 応募に当たって提出した書類は、返却しない。
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4)
- 支援を受ける展覧会については、支援を受ける事実を公表すること。
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5)
- 支援を受けた展覧会については、展覧会終了後1ヶ月を目途に、任意の書式で、財団に成果報告を行うこと。
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6)
- 支援を受けた展覧会について、弊財団がシンポジウムやワークショップを企画する場合、積極的に協力することが望ましい。
補足
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1)
- 弊財団は、2019年11月に一般財団法人として発足以来、美術館の企画する展覧会に対して、支援を行ってきた。2022年8月に公益財団法人に移行するにともなって、美術館・博物館及びそれらに相当する施設又はギャラリーが企画する展覧会をA部門とし、また、新進アーティスト/クリエーターが企画するギャラリー等での展覧会をB部門として、2022年度と2023年度の公募を行った。
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2)
- 2024年度の公募は、2026年度に開催予定の展覧会を対象として、6月1日(土)から7月31日(水)までの2ヶ月間にわたって行うこととする。
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3)
- 2024年度の選考委員は、次の通りとする。
小川知子(大阪中之島美術館研究副主幹)
実方葉子(泉屋博古館学芸部長)
吉岡洋(京都芸術大学文明哲学研究所教授)
岩城見一(京都大学名誉教授、元京都国立近代美術館館長、財団代表理事)
中谷伸生(関西大学名誉教授、財団理事)
選考結果
【2024年度「選考結果」】
【2023年度「選考結果」】
【2022年度「選考結果」】
支援実績